ようこそ「絵画売買」へ
絵画と聞くと、お金持ちの趣味、美術館、値段が高い、お宝鑑定など、とにかく一般庶民では買えないようなものだという認識があります。
ですが、
絵画はただ高いもので、一般庶民とはほど遠い存在ではないんです。
もちろん、値段が高いものということは正しく、不景気でも川合玉堂、15号、水車か雪渓、玉堂が文化勲章を取った一番良い時代と言われる昭和15年のあたり(クチ堂時代)の作品だと、1枚5千万円という価格がつけられることもあります。
もちろん、作品の出来具合や状態にも左右されますが、文化勲章を取った時の作品と同じ画題「彩雨」だと、販売価格が7、8千万円になることもあります。
絵画には値引きはつきものなので、発表8千万円、決定7千万円とう話も珍しく有りません。
実際に私が担当して売った、平山郁夫の作品は発表で3千万円で決定が、1千万円でした。
もちろん、社長の許可を得ての販売です。
ですが、この平山郁夫には、ちょっとしたヒミツがあります。
仕入れが、平山郁夫本人なんです。
つまり原価が、とんでもなく安いんです。
そんな、どこにも出ていない、業界人しか知らない話を、元業界人がしていこうと思います。
元業界人が話す、絵画の裏話です。
絵画を売買する人、絵画の注意事項、簡単な絵画の見方、鑑定、原価計算、トラブル、額・軸など、多方面にて役に立つものです。
少しでも新しい知識を得ていただければ光栄です。