
鑑定 -裏技-
絵画の裏技、鑑定編です。
鑑定の話は、サイト上で沢山してきました。まとめとして、鑑定に関する裏技をご紹介いたします。
■鑑定
鑑定の最低限の知識です。
鑑定にはお金がかかります。平均すると、5万円です。鑑定が通ると、鑑定書が発行され、絵画が本物と断定されます。この鑑定書は、後から覆すことはできません。間違った鑑定で偽物であっても、世間的には本物です。
以上が鑑定の最低限の知識です。
■裏技
ここからは、裏技です。
鑑定士は、老舗画廊から選ばれます。ほぼ、老舗画廊には1人はいると思って間違いありません。ですが、一般的には公表していません。理由は、鑑定結果が覆せないので買収などがあっては、とんでもないことになるからです。ですが、買収にはお金がかかりすぎるので、現実的ではありません。鑑定は投票で行われるので、1人を仮に買収したとしても、他が偽物といえば、偽物になります。それと、鑑定はあくまで全員一致が条件です。1人でも偽物だと思っていたら、保留になり来月再鑑定です。ルールは通っています。
ここでの問題は権力です。老舗画廊といえど、力関係があります。鑑定士がよく言っていたのは「●●さんが本物と言っていたから、偽物だと入れにくい」と言っていました。
それと、鑑定士には専門があります。得意分野ですね。例えば、洋画が得意、日本画が得意、●●作家が得意ということです。全部の作家の絵画の鑑定ができるわけがないので、得意分野があります。
無料鑑定は、老舗画廊に行き、鑑定士に鑑定をしてもらってください。そうすれば、本物か、偽物かが解ります。お店に行けない場合は、写真でも可です。最低限、落款・印譜・全体像が解れば、鑑定はできます。鑑定とは、落款・印譜の時代とどんな構図かで、ほぼ決まります。
このサイトで例に出しているハズレの人には引っかからないでください。鑑定以前の問題で、年功序列の世界で10個も年下の後輩に、「これ本物?」と聞いてしまう人ですから。そこはよく見極めてください。話している内に、ボロが出てくると思います。
裏技は、解ったでしょうか?これを上手く応用すれば、偽物を掴まされることが格段に減ります。絵画の世界で一番怖いのは、偽物です。1000万円で買った絵画が、偽物の評価が出た時点で数万円(主に額代)になってしまうのですから。そのリスクを大きく減らせるやり方が、このやり方です。ですが、問題は鑑定士と言っても、免許や資格があるわけではありません。例のできない人か、鑑定ができる人かの判断は、自分で下さなければなりません。画廊によっては、「うちの画廊には鑑定士がいるので、鑑定をしましょうか?」と言ってくる所もあります。私が勤めていた画廊は、それを言う画廊でした。一般的には、NGの行為ですので、聞いても教えてくれないことを前提に考えてください。